2005年8月の日記帳

　

　

　

　

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			2005年8月26日（金）

	波もなく、挙句に海友のボビー君が日本へ旅立ってしまった為、ちょっと退屈そうな能男。最近、サングラスがRaybanからOAKLEYに変わり、益々ハワイの人っぽい、調子に乗り続けているノリノリの６１才は、ノルマとされているお風呂掃除に精を出す。　毎日のように続くランチ・ミーティング。今もっとも売れまくってる女性誌、GLITTERやらなんやらと、ハワイ特集と言えばこの人の名が必ず登場、ピンクの国のお姫様、コーディネータのKIYOMIさんと密会。「日本に行くと毎日０９（１０９）をチェック」するそうで、そんなKIYOMIさんの携帯電話は、ギャルにも負けない、”重くないの？”ってくらいアクセサリーがじゃら付き。あまりの迫力に、さすがの私も圧倒された。かと思えば、軽いノリの一面を除かせながら、しきりにネタと企画ををノートに書き込む姿はすっかりプロの目。その場でじゃんじゃかアポ入れして、巧みなトークで約束までこぎつけてしまう。好きだわ、その行動力。


			2005年8月25日（木）

	仕事でお世話になっている方のお誕生日を目前に控え、ちょっとお買い物。とか何とか言いながら、自分の物も物色してるんだけど　(^_^;)。私は異常な靴フェチでして、洋服はそれこそ＄１９．９９なんて品がザラですが、靴だけは良いものを選んでしまう。だから人間ウオッチングをする時も、絶対に足元からチェック。ルイヴィトンも冬支度をはじめ、ウエッジソールのサンダル等はすっかり何処かへ行ってしまいました。私はここで頂くチョコレートが好きで”Another one?”と聞かれると、元気良く”YES”と答えてしまう。ちょっと熱めに入れてくれるエスプレッスがこれまた美味いんだ。コーヒーカップ、ソーサー、お皿、ミルクキャッチャー、シュガーポット、スプーンに紙ナプキンと、何から何までルイヴィ・マークで決めてるところが憎いでしょ。「貰えますか？」っていつも聞くんだけど、かる～く笑われて話をそらされてしまうわたくし・・・・・・・・しつこくしてれば、いつか貰えると信じて。


			2005年8月24日（水）

	H-POWER第一号、フラリーナ誕生のお知らせです。８月２０日午前２時３分、2720ｇの女の子は、『鈴（リン』ちゃんと名付けられ、母子共にすくすくと成長中。生まれたてホッヤホヤで、ママのお腹の上に乗せられたリンちゃんはSuper小さくて、”私はここよ！”って懸命に叫んでいる産声が今にも聞こえてきそうでした。リンちゃんは今、広大な宇宙に希望と夢を持ち、世の中に立ち向かっていこうとしてる。この地球上には嫌な事も一杯あるし、ビックリするくらいの変態だっている。だけど負けないで。貴方のママは、貴方をお腹の中に感じたその日から、貴方をず～っと守り続けているんだから。（パパもネッ！笑）母親というのは無欲なものです我が子がどんなに偉くなるよりもどんなにお金持ちになるよりも毎日元気でいてくれる事を心の底から願いますどんなに高価な贈り物より我が子の優しいひとことで十分過ぎるほど幸せになれる母親というものは実に本当に無欲なものですだから母親を泣かすのはこの世で一番いけないことなのです By:葉祥明


			2005年8月23日（火）

	何か語りに入る時は決まってハレクラニホテルのラウンジへ。夜遅くまで営業しているし、何しろソファ席が落ち着くから好き。ここで私は、決まってアイスラテとチョコレート・フォンデユをオーダー。メニューでは二人分と表記してあるけど、女の子同士だったら４人で丁度やっつけられる程の量。ちょっとお腹が減っている時なんかは、シュリンプ・カクテルもGOOD！エビちゃんが大きくてぷりんぷりんしてます　(#^.^#)　。　密談はＡＭ１時まで続き、結論といたしましては「何をやるにしても、今からでも遅くない！」。新地開拓をするにリスクはつきもので、失敗はしたくないと思うのが世の常。しかしだ、来年、再来年、５年後、１０年後、同じ席に座り同じ様な内容を語り、”あの時に○○していれば・・・”なんて会話をしている自分は絶対イヤだ。前に進むのだ。Ｐｈａｓｅ！今の私にピッタリ当てはまる言葉。


			2005年8月22日（月）

	海を眺めながらのブランチ。夏休み最後の日曜日とあって、朝１０時で既に満員御礼のビーチ。子供達よ！とっとと早く学校に戻るのだぁぁぁ。　私は一人っ子だけど、ぜ～んぜん一人っ子っぽくない。何せ正子に逞しく育てられてきましたからね。学生の頃、友達のかっこいいお兄さんなんかを見るとちょっと羨ましかったりしたけど、実際にいたら、なんだかんだとやかましく、毎日ケンカになりそうだからイヤだと思った。どっちかと言えば、弟か妹がいいかな。昔から姉御肌体質だし、純粋に慕われるとほおっておけなくなってしまう。まっ、妙な下心のあるKiss ass系は直感で見抜いてしまうんだけど。今年の夏はおよそ２ヶ月、仕事やらレッスンやらでSista Julieとほぼ一緒。ＪＷ君に負けないくらいの仔犬キャラ（戌年だしね～）。この２１世紀に、彼女のような純粋な生き物が生息している事実が信じられない。天然なんだよねぇ・・・・・。だってさ、”ペンギンは人間と同じくらいの大きさかと思っていたんです”って告白された日にゃぁ、身体中の力全てが抜けるでしょ。怖いよ～、ペンギンが人間と同じ大きさだったら（笑）。そんな恐ろしい発言を、ニコニコ笑顔でフツーにしてしまうのが、H-POWERのJulieさんです。あ～そうだ、また何処でこんな爆弾発言をするか分からないから、一度、ヒルトンホテルのペンギンを見せに連れて行こう。膳は急げ、ふ～っ、姉さんは忙しいわ。


			2005年8月21日（日）

	夕食時、ラナイの外から心地よいウクレレの音が聞こえてきた。階下の、おそらく観光客の人だろう、ちょっと赤らんだサンバーンが痛そうな足。カマカのウクレレ、買っちゃったのかな？ハワイには、ウクレレの音色が本当に良く似合う。湿度の少ない島だから、コアの堅い木も調子のいい音を弾き出すんだろう。思いがけない生バンドに、キャロル家の食卓はしばし無言の癒しタイム。　この間、思いがけないサプライズを頂いた。肉大好き人間の私にはもってこい！叙々苑の食事券○万円。このさりげない心遣いが、私は死ぬほど嬉しくて、しばしジーン。日本に住んでいた頃、うちの正子は、『それ、やり過ぎじゃない？』ってくらい、どんな人にもわけ隔てなくお礼を言ったり御礼物を送ったり、家はお礼で破産するんじゃないか？ってくらい、絶えずまわりに気を遣う人でした。まっ、その異常現象はここハワイにきても起っているんですけど。 ”人に会ったり電話をする際は、まず、この人に対してお礼の言葉を述べる必要はないかを思い浮かべなさい”　頭が悪かろうが、変わっていようが身なりがおかしかろうが、礼儀を弁えていえれば、人は人を見直すの。正子はいつも、口がすっぱくなる程私に言い聞かせてきた。見返りは期待して生きているわけでも仕事をしてるわけもない。しかし、「今日はありがとうございました」「昨日はご馳走さまでした」「楽しかったです」 etc........ 時には「失礼いたしました」「ごめんなさい」「申し訳ありません」・・・・・非を認めたくない礼儀もあるだろう。なんでもいい。たった一言を発する、メールするだけで、相手の気持ちはHappyになるし、気持ちよく許す心の余裕も出てくるだろう。【親しき仲にも礼儀あり】　忘れてはいけない言葉だと思います。


			2005年8月20日（土）

	GUCCIのスーパーバイザーとしてバリバリ働く浅川さんは、かれこれ３年来のお付き合い。バツグンのセンスは勿論、絶対にキャッチ出来ないコレクション商品を必ずキャッチしてしまう力はタダ者じゃない。ハワイ在住歴３０年。私の５倍・・・・・。ご主人を早いうちに亡くされてから、女手一つでかわいい一人娘を大きく育てあげた浅川さん。『”人生Enjoy”しなくちゃダメなのよ”。だからいつでも自分を心地いい環境に置いてあげるの。そうじゃなきゃ、あたし窒息しちゃうわ～』。と、声を高らかに上げて笑っていた彼女の横顔はとっても印象的だった。私も絶対、こんな風に綺麗な年のとり方をして、５０代、６０代、いやいや、死ぬまでキラキラしていたいと思う。ねねっ、そこのセンベイぼりぼり食ってワイドショー観て、世間話と人のウワサ＆粗探しに興じる世のオバタリアン＆予備軍モンスター達よ、せっかく頂戴した人生だもの、もっとかっこよく生きてみませんか？・・・・と、人のフリみて我がフリ要注意ですからぁ～。あっしもくれぐれも注意いたしやす。

Web日記帳/0.22